カテゴリー「■山口100萩往還マラニック」の51件の記事

2011.05.10

第23回山口100萩往還マラニック(後編)

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画像は萩往還250kmのチェックシート。以前は豊田湖畔公園はCPではなく虎ケ崎手前の笠山がCP。CPの名称の下にライターパンチで穴を空けるしくみ。それぞれのCPで穴の形が違います。ひとつでも押し忘れたり、間違った位置に押したり、途中でなくしたりすると完踏は認められない大切なもの。右端に食券が付いているんですが、そこにパンチしていた選手がいましたよ。まぁ~2日間徹夜ランだと、思考能力も鈍ってくるもんですよね。

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2011.05.06

第23回山口100萩往還マラニック(前編)

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大会名物実行委員長の小野さんが勇退した第20回記念大会に参加してから、その後は「さくら道国際ネイチャーラン」へ2年連続参戦していたので、今回は3年ぶりの萩往還。この大会は、僕の超長距離レースの原点の大会で、250キロという長い距離を、2日間徹夜で、しかもこれでもかと波状攻撃のように苦しめられる悶絶コースの連続で、なんだか寿命を縮められるようなレースだけど、なんとか完踏できてこの大会をステップとしてスパルタへの道が開けた大会でもあります。

人間の脳の構造は、どうやら苦しいこと、辛いことは記憶から積極的に消し去り、楽しいことや感動的なことだけはしっかり覚えていて、より楽しく、もっと感動を求めるようになっているみたいですよね。今回ひさびさの萩路を走ってみて、こんなにしんどかった?と改めて再確認。でも、それだけ苦労した後のゴールでの感動は大きいもの。また、この季節は新緑が鮮やかでとっても綺麗だし、250キロのコースはどこも風光明媚で、維新の志士の歴史の風を感じながら走れるのがいいんです。

震災によるレースの中止で、時間走やフルの大会での走り込みがなかなかできなかったのが不安要素。2日目の勝負どころの143キロ~163キロの仙崎-鯨墓のアップダウンが連続する往復20キロ区間は明るい時間帯に通過しないと、脚が動かなくなってくると、萩の魔物に付け入るスキを与えてしまうので、前半戦は87キロの油谷中学に荷物も預けずにスルーし、レース前に睡眠も十分とっていたので、1日目の徹夜ランでも睡魔に悩まされることもなく、2日目は終始曇り空で気温も低目だったこともあり、3年前より各CPに早目に到着する快調なペース。

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2008.05.12

第20回山口100萩往還マラニック(250km) 完踏記 その3

■並走して乗り切ったキモだめし区間■

いよいよ2日目の夜間走になり、身体が冷えないようにリュックから防寒着を取り出して着込み、手袋を探すけれどどこにもないことに気付く。去年は宗頭で命の次の次の次ぐらいに大切なマップを忘れてランナーの第六感で暗闇の中を走っていたけど、今度は手袋でしたね(汗)。ただ、昨夜と同様に夜間はそれほどの冷え込みはなく、少し走れば身体も温まり手袋なしでもOKで助かりましたよ。

宗頭から初参加らしい年配の3人のランナーと並走します。真っ暗闇の中、前にホタルの光も見えずなかなかCPに着かないので道を間違えたのでは?と確認のため立ち止まったので、「大丈夫!宗頭から3.3キロなのでもう少しで左にありますよ!」と言うけど、地図を引っ張りだして評定しだしたので申し訳ないけど自分のペースで先に行かせてもらいました。

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【5月3日午後10時55分 CP6藤井商店(178km)に到着】

また宮古島の二の舞いにならずコースミスしてなくてよかった。。。

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2008.05.10

第20回山口100萩往還マラニック(250km) 完踏記 その2

■暑さ厳しい難所の俵島~千畳敷~鯨墓■

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油谷中学で汗で濡れたウェアーを着替え、去年苦しんだ足先の摩擦水泡対策でソックスを脱いで足の指先にたっぷりとワセリンを塗り込みます。徹夜ラン明けの少しぼ~っとした重苦しい頭でレース2日目の朝を向かえ、これから第1CPの俵島を目指すことに。

油谷湾は朝日を浴びてキラキラと輝き、遠くの山並みがくっきりと望め青々とした棚田とのコントラストがとてもきれい。これから走る萩本番コースは、ゆるいアップダウンが続き寝不足の疲労した身体にはとても辛いコースだけど、山口県の北長門海岸国定公園沿いの景勝地を巡ることになるので、美しい景色を眺めながら走り歩きすることを楽しみに先を急ぎます。

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2008.05.07

第20回山口100萩往還マラニック(250km) 完踏記 その1

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今年の「山口100萩往還マラニック大会」は、20回の記念大会であり、第1回大会からこの大会を育て「日本版スパルタスロン」へと発展させてこられた大会実行委員長の小野幹夫さんが残念ながら勇退する大会でもあります。ちなみに第1回大会の最長距離は70km、1992年から現在の250kmになり今や各種目合計1000人を超えるまでになりました。ギリシャのスパルタスロンが去年、第20回の記念大会だったので、萩往還は超長距離ウルトラマラソンとしてはスパルタスロンにも負けないぐらい立派な歴史の積み重ねのある大会ですね。

去年、2年越しのチャレンジで250kmの部に初参戦した時は、もちろん250kmという全く想像もつかない距離を2日間夜を徹してハードでタフなコースを制限時間48時間で走りきれるのかという不安感でいっぱいだったけど、今回は一度経験していることもありスタート前までは多少の気持ちの余裕がありました。ただ、なかなか簡単には攻略できない難コースなんですよね。お萩は。

スパルタスロンは約246km、制限時間36時間。萩往還とほぼ同距離を気象条件やコースの難易度の差、エイドの数等の違いはあるけど、12時間も短縮する必要がある訳である程度のスピードで超長距離を走らないとゴールできないレース。今回の萩往還は、仮想スパルタという気持ちである程度タイムにもこだわって40時間切りが目標として臨みました。

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2008.05.04

完踏!

完踏!
かなりシンドイ思いをしましたが、皆さんの応援の力でなんとか瑠璃光寺に無事戻ってきました!42時間30分ぐらいでした。ありがとうございます。昨日は31度と異常な暑さで鉄人のリタイア多数出たとのこと。payutaさんこじろうさんもゴ−ル!

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CP10東光寺(215 K)

CP10東光寺(215<br />
 K)
さ〜て、最終CPに到着。暑さと睡魔にまたしても苦しむことになったけど、全てのパンチクリア−。これから瑠璃光寺へ。

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2008.05.03

仙崎公園(往路142 K)

仙崎公園(往路142<br />
 K)
歩き出すと睡魔に苦しめられます。これからきつい鯨墓までの往復20キロ気合いいれていきますよ。

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CP4千畳敷(125 K)

CP4千畳敷(125<br />
 K)
上り坂はきっつかったけど眺めは最高!これから得意な下りをかっ飛ばして攻めてやる〜!

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CP3立石観音(117 K)

CP3立石観音(117<br />
 K)
暑さでぼ〜ってしてくる。さて、これから千畳敷の上り。

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