カテゴリー「■秋田100キロチャレンジマラソン」の5件の記事

2005.10.08

秋田100キロチャレンジマラソン完走記-④鷹巣商店街からゴールへ

P9250099 ■応援の力■

気が遠くなるような100キロの道のりをゴールまでたどり着こうと思うと、当然長い時間走り続けられるスタミナや、脚の筋持久力が要求されますが、はやり完走するのに最も重要なものは「最後まで気持ちがキレないで、絶対ゴールしてやるぞ!」という最後まで諦めない強い精神力ではないですかね。

ただ、長い時間走っていると気持ちの波が必ずあり、かなり脚が痛くて辛い精神状態になって気持ちがキレそうになることが何度となくある時に「がんばって!」の一言に勇気づけられどんなに元気回復したことか。本当に沿道の応援はありがたいものです。この秋田の大会でも、前半の雨の中で傘をさしての熱い応援があったり、大覚野峠過ぎて阿仁町、森吉町、合川町と街中を走るようになると、沿道の応援も多くなりご老人が一生懸命に声援を送ってくれて嬉しかったですよ。もし私が、沿道の応援が全く無いようなウルトラマラソンに出場したら間違い無く最後まで走りきれないでしょうね。それぐらい応援の力って完走へのエネルギー源になります。

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2005.09.30

秋田100キロチャレンジマラソン完走記-③大覚野峠

b1 ■エイドステーション■

ウルトラの楽しさのふたつ目は、趣向をこらしたその土地の名物の食材が並んだエイドじゃないでしょうか。秋田もかなりエイドは充実していて、新米あきたこまちのおにぎり、漬物、山菜、梅干、塩、果物類(バナナ、レモン、オレンジ、なし、りんご)にパン等など。やはりあきたこまちのひと口サイズのおにぎりは美味しかったです。それと、りんごが甘酸っぱくでうまかったなー。エイドのおばちゃんに聞いたら「津軽」でしたけど、後半疲れて食欲減退した時に、このりんごだけは喉を通りました。

それと、給水も普通の水、スポーツドリンク、ジュース類、温かいお茶やコーヒーもあり、後半は炭酸系のサイダーも出てきました。前半冷たい雨の中で走っていたので、冷えた身体に温かいお茶が置いてあったのには助かりました。脚が重たくなってきた時も、次のエイドで休憩するまでの辛抱って感じで頑張れるし、エイドのボランティアの方とのコミュニケーションもほっとする楽しいひと時です。

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2005.09.29

秋田100キロチャレンジマラソン完走記-②雨中の序盤戦

P1■大会の概要■

毎年9月の第4日曜日に開催され、種目は100kmの部と50kmの部があり、それぞれ制限時間は13時間、7時間。今年は100kmの部に1216人、50kmの部に321人がエントリー。参加資格は「満18才以上の健康な男女でマナーとルールを守り自力走行できる者」ですので、走りたいと思うランナーならだれでもOKですが関門制限時間があり、過ぎると競技終了になります。ちなみに参加費は100kmの部が14,000円、50kmの部が12,000円で、前後夜祭つきになります。エイドは5km毎、エイドの中間に給水ポイントがあり、着替え置き場は49.67km地点の1ヶ所。

■コース概要■

スタートは仙北市(旧角館町)の広域交流センターで、紅葉の季節(10月中旬以降)は最高に景色が綺麗だという秋田内陸縦貫鉄道に沿って走る国道105号線をひたすら北上して100km先のゴールである北秋田市(旧鷹巣町)まで走るコースになっています。

コース案内を見ると、約45km付近でピークになる標高560mの大覚野峠まではひたすら登りで、それを越えると90kmまで下りになっていましたが、実際走ってみると35km付近まではほぼフラット(実際は徐々にアップダウンを繰り返しながら登ってる)な感覚で35kmから勾配が少しきつくなるけど問題なく走りきれる登り。ただ、ピークを過ぎてからの長い下りは勾配もきつくかなり脚に堪えますので、ここを上手く脚の疲労を抑えて走るかがポイントですかね。その後に何度かゆるいアップダウンがあり、残り5kmの鷹巣の市街地が見えてくると感動のウルウル商店街へと下りになります。

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2005.09.26

秋田100キロチャレンジマラソン完走記-①秋田杉の認定証

0005 本日夕方秋田から帰ってきました。初チャレンジの秋田は、前日少し暑いくらいの晴天で当日は天気予報も晴れマークに反して早朝から雨中のレースになり、午後からは徐々に晴れ間がのぞくという天候でした。

序盤戦の30キロ過ぎから右脚裏や膝に違和感がでてきて70キロ過ぎからかなり自分との葛藤で3回目で一番きつかった100キロのレースでしたが、皆さんの暖かい応援コメントや秋田の沿道やボランティアの真心のこもった声援、前夜祭で知り合ったランナーに偶然走りながら遭遇して一緒に会話を楽しめて助かったり、他のウルトラマンに励まされたりと、いろいろなかたちで元気をもらってなんとか鷹ノ巣商店街を通ってゴールにたどり着くことが出来ました。タイムは宮古より少し短縮できて11時間20分57秒(ネットタイム)なんでなんとか最後までキレずに頑張れました。

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「秋田100キロチャレンジマラソン」の完走証は普通のレースと違い、木のいい香りが漂う秋田杉製の盾になった立派なものなんですよね。そいうものだと聞いてはいましたがもらってびっくりでした。

いつものように、走りながらレースの写真やもちろん秋田美人もバシバシ撮ってきたので^^)、明日以降アップしていくつもりです。今日はまだかなり脚の筋痛やビールの飲みすぎか?内蔵疲労もあるみたいで早めに就寝しないと・・・。

>アロハさん、さすが鉄人!9時間30分という凄いタイムで見事クリスタルランナー(10回完走)入りおめでとうございます。秋田の隅々まで熟知しているので諸々助かりましたしお世話になりました。でも、朝からビール攻撃に遭わなければもう少し楽に走れたかも(笑)。

>こじろうさん、秋田の旅はなかなか楽しかったですね。20キロ過ぎて追いついたけど、体調不良で今回は残念な結果でした。来年リベンジして秋田杉ゲットしてください。

>まったかさん、会場でお会いできなかったけど、いい家族旅行になりましたか?脚の方はじっくりと治してまたウルトラ一緒に走りしましょう。

それで今日帰宅すると、「四万十川ウルトラマラソン」の参加案内が早速届いてましたよ。ちょっと封筒開ける気にまだならないな~・・・。今週は完全休養しますかね。

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2005.09.23

さて!秋田遠征へ

002a 明日から2泊3日の予定で新幹線で秋田の角館へ入ります。日曜日の「北緯40°秋田内陸リゾートカップ(第17回)100キロチャレンジマラソン」で3回目の100kmウルトラマラソンに参戦です。

去年、ウルトラ初デビュー戦をどこにしようか思案してた時に、「秋田内陸」と「えちご・くびき野」のどちらかということになり、秋田は大覚野峠(H=560m)があり、えちごは5つの峠越え(H=344m)とアップダウンの走り応えは同じ。どちらもエイドや沿道の応援も凄いし評判もいい。あきたこまちVSこしひかりも甲乙つけ難いので、体力許せば両方走りたいと思ったぐらいでしたが、えちごは2年に1回の開催ということで、えちごを選びました。

えちごではかなり5つの峠に苦しみましたが、ヘロヘロになりながらもやっと完走が見えてきた時にもう心の底から込み上げてくるものがあり、ゴールした時は今までこんなに気持ちが高揚したことないぞーってぐらい感動しまして、それ以来ウルトラマラソンの世界に魅せられてしまったしだいです。

秋田は、1年待った憧れの大会でもあるので本当に走るのが楽しみです。午前5時スタートで制限時間13時間で5つの関門閉鎖がありますが、秋田の大自然や熱い応援なんかを楽しみながら、なんとか12時間切って明るい時間にゴールの鷹巣へ帰って来れるように頑張ってきます。

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