カテゴリー「■星の郷八ヶ岳野辺山高原100km」の3件の記事

2008.05.27

第14回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 完走記 その3

009

73キロのエイドを過ぎてからいよいよ野辺山一番の名所であり最大の難所でもある馬越峠(標高1620m)のピークまで約6キロの天国までつづくような急勾配で長~い坂道コースとなります。

010

最初はゆっくりペースの走りで峠を攻めていたけど、傾斜が徐々に厳しくなると脚のダメージも増しそれ以上に心臓がバクバク状態で呼吸が乱れすぐに歩きへと移行。とぼとぼと地球の重力を感じながら歩いていると、登り得意の御殿場のウルトラマンに軽~くパスされます。ほとんどのランナーは我慢の歩きなのに、このキツ~い登りを軽快に走って行く姿には驚きと賞賛の眼差しに。

続きを読む "第14回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 完走記 その3"

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2008.05.23

第14回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 完走記 その2

P5180060

P5180061

画像はスタート後の鉄道最高地点前での応援風景 上:坂本さん下:山梨学院大チアリーダーの面々。早朝からの熱~い応援は嬉しいし気合が入りましたよ。

■一気に下る中盤戦■

P5180113

35キロ地点の稲子湯(標高1500m)を過ぎてから、50キロ地点のコースで標高が一番低い(標高880m)小海町までの約15キロほどはず~っと長い下りのコースになるので、前半の登り坂のストレス発散で一気に下って行きます。序盤戦の八ヶ岳林道は砂利道で尚且つ走路に轍ができていてでこぼこ状態でかなり走りにくかったけど、これからは全てオンロードになるのでペースも上がります。42キロのレストエイドまでトレイルシューズで、その後ロード用のシューズに履きかえるランナーもいたけど、私は荷物になるし、履き替えるのも手間なので全コース、ウルトラで履いているカヤノ14でした。

続きを読む "第14回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 完走記 その2"

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2008.05.19

第14回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 完走記 その1

014

【42kmの八峰の湯レストステーションからの雄大な山並の眺望】

私が100kmのウルトラマラソンに初挑戦したのが2004年「えちご・くびき野100kmマラソン」。それまで、どのレースにするかベテランウルトラマンにいろいろヒヤリングをしていた時に、全国に数あるウルトラマラソンのレースの中でコースが一番キツイ大会は?の質問に関東のランナーは決まって「野辺山!!」と返事が返ってきたものです(関西では村岡ダブルフル)。5月第3日曜日の開催なので、今までは萩往還の2週間後ということもあり、脚の疲労回復が心配でなかなか参加できなかったけど、好奇心は旺盛なほうなので、いづれは怖いもの見たさみたいな感覚で走ってみたいとず~っと思っていたレースでした。

今年は、萩の疲れは多少残るものの、鍛錬のためにそのハードでタフな一筋縄では攻略できそうにない、アップダウンを体験してみるつもりで初参戦。前半の8kmから25kmまではトレイルランコースで、20km(横岳中腹1,908m)までは標高差550mの上り。最大の難所は65kmからゆるいアップダウンが始まり、73km過ぎから勾配がキツくなる79km地点の馬越峠(まごえとうげ・1620m・標高差650m)越え。走る前はガンガン峠を攻めてやるぜ!と臨むもかなりのとんでもないコースに逆に返り討ちに・・・。勾配のキツイ上りは歩きでも、その後の下りで取り返す作戦だったけど、延々と続く長い下りにもかなり悪戦苦闘し悪くても12時間は切りたいと漠然と思っていたのに結果は12時間18分46秒(速報)とあえなく完敗でした。いやいや聞きしに勝るハードなコースでしたよ。萩往還の走後よりダメージが大きいかも。。。

続きを読む "第14回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 完走記 その1"

| | コメント (11) | トラックバック (0)