【42kmの八峰の湯レストステーションからの雄大な山並の眺望】
私が100kmのウルトラマラソンに初挑戦したのが2004年「えちご・くびき野100kmマラソン」。それまで、どのレースにするかベテランウルトラマンにいろいろヒヤリングをしていた時に、全国に数あるウルトラマラソンのレースの中でコースが一番キツイ大会は?の質問に関東のランナーは決まって「野辺山!!」と返事が返ってきたものです(関西では村岡ダブルフル)。5月第3日曜日の開催なので、今までは萩往還の2週間後ということもあり、脚の疲労回復が心配でなかなか参加できなかったけど、好奇心は旺盛なほうなので、いづれは怖いもの見たさみたいな感覚で走ってみたいとず~っと思っていたレースでした。
今年は、萩の疲れは多少残るものの、鍛錬のためにそのハードでタフな一筋縄では攻略できそうにない、アップダウンを体験してみるつもりで初参戦。前半の8kmから25kmまではトレイルランコースで、20km(横岳中腹1,908m)までは標高差550mの上り。最大の難所は65kmからゆるいアップダウンが始まり、73km過ぎから勾配がキツくなる79km地点の馬越峠(まごえとうげ・1620m・標高差650m)越え。走る前はガンガン峠を攻めてやるぜ!と臨むもかなりのとんでもないコースに逆に返り討ちに・・・。勾配のキツイ上りは歩きでも、その後の下りで取り返す作戦だったけど、延々と続く長い下りにもかなり悪戦苦闘し悪くても12時間は切りたいと漠然と思っていたのに結果は12時間18分46秒(速報)とあえなく完敗でした。いやいや聞きしに勝るハードなコースでしたよ。萩往還の走後よりダメージが大きいかも。。。
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