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2010.07.25

ゆるゆるだけどスーパーな富士登山

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【富士山の最高地点である剣ヶ峰(H=3,776m)】

日本一過酷な山岳レースである「富士登山競走」が行われた7月23日金曜日の深夜に、徹夜で富士山山頂にアタックする「代々木ランニングクラブ」のイベントに参加。登山ルートは、富士急行線の富士吉田駅から登山競走のコースである吉田ルート。過去3回のイベントでは、早朝に車で馬返し(H=1450m)の駐車場まで行っての往復コースだったけど、今回は、あえて駅から歩きでピークハント目指す夜間行。山頂についたらお鉢巡りで日本一高い富士山のそのてっぺんにある剣ヶ峰を攻略。下山ルートは、8月に開催されるこれまたハードでタフな「富士登山駅伝」が行われる大砂走りで有名な御殿場ルートでした。

先月、まささん、shobunさんと新宿での酒宴の席でぽっと出てきたイベント案で、日程は僕の都合で決めたので、当日の天候が心配でしたけど、梅雨もちゃんと明けてくれて、深夜から早朝にかけてもそれほど冷え込まず、日中もとっても穏やかないい天気で絶好の富士登山日和。連日の異常な猛暑で暑さに閉口していたけど、この日はひさびさに霊峰富士の雄大な景観を楽しめ、爽やかな「涼」を感じられて避暑気分で暑さも吹っ飛びましたね。

ただ、徹夜は超長距離レースで慣れているつもりだったけど、連日の熱帯夜で睡眠不足だったので、山小屋で休憩していると、強烈な睡魔に襲われしばしウトウトの繰り返し。深夜0時からゴールするまで約16時間の超長時間登山だったので、ほとんど歩きでもウルトラマラソンのレースより疲労感がありましたよ。しかも、今日はかなりの筋痛状態。。。まっ、昨夜は死んだようにぐっすり10時間も眠れたので、心地良い疲労感で頭の中はスッキリ。ランニングの効用ですよね、こんなに睡眠取れて気分爽快になるのは。

この日は、初めて富士山に登るメンバーさんも何人かいて、途中、軽い高山病の症状が出て登頂が危ぶまれたメンバーさんもいたけど、なんとか全員無事山頂までたどり着けました。みずやんは、富士登山競走山頂コースを見事完走し、その後このイベントに参加してまた登るという快挙達成。小虫さんは、前日に登って富士登山の応援をして山頂で合流でした。

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23日(金)22時に新宿駅に集合。この日は、ヤコさんの相方マルさんとお友達のアキさんも参加。「特急かいじ」の車内では早くも遠足気分。

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ヤコさん差し入れの鮎の唐揚げ。日本酒飲みたかったけど、ぐっと我慢。

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鮎のお寿司も登場。独り1パックで贅沢な気分で鮎寿司初体験だったけどうまかった。emilineさんは枝豆のパンを焼いてきてくれました。会長からは、光る特製ヨヨキーホルダーの参加賞も。仮眠するどころかなんだかスタート前から高テンション。

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バスで参加のパンケーキさんとも合流し、終電後の閑散とした富士吉田駅前で、参加メンバーさんのまだ元気な姿。ヘッドライトを頭に装着して深夜0時過ぎに徹夜登山のスタート。

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話しながら歩いていると時間もあっと言う間に過ぎて、標高1110mの中の茶屋に1時31分に到着。13人もライトを点けて歩いていると、夜間でもかなり明るい。特に会長のライトは一番光ってましたよ(笑)。

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標高1450m馬返しに2時27分頃到着し、いよいよ夜は不気味なオフロードの森林地帯へ突入。

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三合目標高1840m。午前3時32分に到着。さすがにこの辺りになると少し睡魔が。。。気温はそれぼど低くなく半袖半ズボンでもOK。

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1人欠けていたり増えていたら大変なので、○合目の標識毎にメンバーさんを確認するために休憩。

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午前4時41分に五合目「佐藤小屋」(標高2230m)に到着して朝食休憩。各自、トイレ、水補給などして山頂を目指します。気圧も低くなってきたので、手の指先がパンパン状態に。

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ここで御来光を拝みます。僕は富士山登って御来光を眺めるのは初めて。なんとなく正月の初詣みたいな霊験あらたかな気分。

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遠くに7合目の山小屋群もくっきり。

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強い日差しが射してきたので、みなさんしっかり紫外線対策の準備。

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七合目花小屋(標高2700m)に午前6時19分に到着。やはり週末なので、団体ツアー登山客や外人さんなどが多かった。この先から足と手も使いながら登る岩場地帯へ。かなり体力を消耗するんですよねぇ。

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岩場渋滞しているので、追い抜いて行こうと思って少しペースを上げると心臓がバクバク状態になり軽いめまいも。。。まっ、少し休むと回復するので、走っているおかげで、心肺機能はアップしているので、空気が薄い高地でも一般のハイカーに比べればまだいいんでしょうね。

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最近はトライへチャレンジのスルースローさん。まだ元気な表情だけど、鬼門の8合目を過ぎてから軽い高山病に襲われていましたよ。

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女性陣はなんやかんや言いながらも元気だったかな。

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八合目太子館(標高3100m)に午前7時35分に到着。

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ここからの下界の眺望は最高。雄大な景色をなんだかボッ~と見下ろしているだけで気分が高揚してきます。富士山は、時にはつまらないことで悩んだり考え過ぎていたりする自分がちっぽけに思えるような元気が出るスポット。

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八合目の山小屋もまだ数ケ所あるので、一つひとつクリアーしながら登ります。

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まだ、ところどことに残雪も。

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八合目の山小屋で各自持ち寄ったおやつ休憩。標高3000m超える高地で食べる、みずやんからのロールケーキは冷たくてとてもおいしかった!ただ、じっと座っていると睡魔が襲ってきます。

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八合目御来光館(標高3450m)に午前10時13分に到着。少しガスってきてヒンヤリ。

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やっと二つの鳥居が見えてきて富士山頂のゴール地点が確認できると、脚にも力が入ってきますよ。初めて登った時は、あの鳥居までなかなかたどり着けないもどかしい感覚だったけど、今回はあっと言う間とは大袈裟だけどあれ?こんなに近かったのという印象でしたねぇ。

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山頂で待っていた小虫さんとも合流。

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九合目(標高3600m)に午前10時50分に到着。あと100m強登れば山頂。

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ただし、最後にまたまた体力消耗するタフな岩場群。

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標高3600mを超えるところから眺める空と入道雲はなんだか色が違いますよ。

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昨日は駆け上がって登り、今日はゆっくり登ったみずやんも元気。

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全員無事登頂に成功。すいません、会長だけ待てずに記念撮影。

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剣ヶ峰を目指してお鉢巡りへ。

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走路が砂利道でかなりスリッピーで頂上に登るのが大変。

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日本最高峰富士山剣ヶ峰(標高3776m)に午後13時過ぎに到着。

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富士山の火口をじっくり眺めるのも初めて。

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御殿場ルートで下山開始。

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最初は岩場を慎重に下ります。

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その後は足首までもぐるような大砂走りコース。2年前はここを独り寂しく涙目状態で下りていったなぁ~。今回は、コースアウトするメンバーさんもいなかったので何よりでした(笑)。

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延々と続く砂地獄にやっぱり大苦戦。シューズの先に小さなスコリアが入ってきてつま先が当たるたびに激痛で悶絶。。。一度大転倒して膝頭を擦り剥くし。やっと遠くに新五合目(標高1440m)の建物や駐車場が見えてきたので走りで最後の踏ん張りでゴール。深夜から延々と約16時間の富士登山もここで終了。御殿場駅までバスで行き、帰りの特急の時間が押していたので、お風呂でスッキリ&グビグビタイムもパスして列車に乗り込みましたよ。

いやぁ~2年ぶりの富士山でしたけど、夏場の富士山はとにかく涼しいし、心が洗われるような雄大な景色はとってもいいです。今回で山頂まで登ったのは3回目。以前は頭がフラフラしてきて、一刻でも早く下山したい気分だったのに、今回は全く平気でしたね。経験や心理的な要因かも。ただ、ゆるゆるお気楽ではあまり無かったから、来年はまた馬返し往復がいいかも(笑)。参加されたメンバー&ゲストの皆さんお疲れさまでした。

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コメント

お疲れさまでした!
ソロショット&集合写真ありがとうございます。これ以上ない充実した登山で楽しかったです。

投稿: みずやん | 2010.07.25 20:07

>みずやん
僕は絶対チャレンジしないと心に決めた、あの過酷な富士登山競走を見事完走して、その日にまた一緒に登っちゃう強い精神力には脱帽です。ロールケーキうまかった!ありがとう。

投稿: ヒロ児玉 | 2010.07.25 21:25

私も翌日ぐっすり&筋肉痛でした。
ぎっしり詰まった1日でしたね。

投稿: まさ | 2010.07.25 21:38

>まささん
ゆるゆるスーパーな企画は大成功で何よりでした。
正直、初めての富士山の方もいたから、寝ないで登るのはちょっと危険かとも思ったけど、そこは普段鍛練しているランナーだから問題なしでしたね。

投稿: ヒロ児玉 | 2010.07.25 21:47

お疲れ様でした。
「スーパー」な企画の立案、ありがとうございました。

「徹夜の超長距離レース」って出たことないので、夜中の活動は初めてでしたけど、皆さんと一緒だったので楽しめました。
お天気もヒロさんのおかげで良かったし(笑)。

投稿: ラナイsato | 2010.07.25 22:51

>ラナイsatoさん
今回は、ゆるゆるお気楽といえども、結構ハードな富士登山でしたね。これで、寝ないで走る超長距離レースもへっちゃらでしょう?元祖晴れ男の面目躍如で一安心。

投稿: ヒロ児玉 | 2010.07.25 23:09

おつかれさまでありました。そうでしたか、いつも良い天気にしてくださりありがとうございます。
スタートの方の集合写真の中央の人ってすごく背が高いか空中浮遊してるように見えますねえ。

投稿: マハロ菊池 | 2010.07.25 23:52

お疲れ様でした。

写真を撮っていただいたときは、全然元気だったのですが・・・皆様にご心配をおかけして申し訳御座いませんでした。

でも、とても楽しい富士登山でした。

投稿: スルースロー | 2010.07.25 23:55

ヒロさん、富士登山おつかれさまでした。本当に楽しかったですね。伝説の(?)砂走りは噂以上にすごくて、まいっちゃいました。。。涙目になった気持ち、今なら良ーくわかります。

投稿: Emiline | 2010.07.26 00:48

3776山頂全員登頂お疲れ様
山頂での御来光も素晴らしいですよ
  失礼致しました

投稿: 小さな旅で観た情景 | 2010.07.26 07:10

友人共々、大変お世話になりました☆
山頂の記憶だけがいまいち無いのですが(笑)
ああ、こんな感じだったのか、と、やっぱりヒロさんのブログは写真がいっぱいでステキ♪
富士山もでっかくてステキでした♪
お鉢巡りとラーメン、リベンジしちゃおうかな・・・

投稿: ハウオリヤコ | 2010.07.26 11:17

ヒロさん、たいへんたいへんおつかれさまでした~。
ヒロさんだけ吉田口へ降りた、ということもなく(笑)みなと一緒でよかったですねー。

投稿: shobun | 2010.07.26 11:27

おつかれさまでした!初富士山とっても楽しい思い出になりました。
2006、2008のブログも今読ませていただくと、よくわかって面白いです。

投稿: pancake | 2010.07.26 13:59

>マハロさん
YouTubeの動画見ましたよ。いつの間にやら撮影して
いたんですね。3000m超える所での息づかいが妙にリアルでしたよ。

>スルースローさん
いやぁ山頂までいけるか心配だったけど、無事登頂できて何より。で、下山道の砂走りで何であんなに元気になったの?

>Emilineさん
あそこを独りで延々と下るのは辛いんだよね~。9合目過ぎで見上げた青空と入道雲は、ほんと最高にきれいだったよね。

>小さな旅で観た情景さん
機会あれば山頂で拝みたいもんです。

>ハウオリヤコさん
ヤコさんが今回のメンバーの中で、山頂にたどり着けるのか一番危なそうだったけど(笑)、全然問題なかったね。ハセツネに向けていい鍛錬になったかな?

>shobunさん
参加できずに残念でしたねぇ。とっても楽しかったのに。今回は、下山だけは慎重に行きましたよ(笑)。来年も企画しましょうよ。

>pancakeさん
過去ログも読んでくれたんだね。どの年の富士山も天気いいでしょう。やっぱり普段の心がけかなぁ。完全武装だったから日焼けは問題なし?

投稿: ヒロ児玉 | 2010.07.26 23:20

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