« ゴ〜ルしました | トップページ | 第四回佐渡島一周エコ・ジャーニーランウルトラ遠足206km 後編 »

2009.09.23

第四回佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足206km 前編

066

シルバーウィークの5連休は、葛西臨海公園の時間走でお馴染みのEco Journey Club主催の「第4回佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足206km」に参戦してきました。4月のさくら道以降、仕事優先で大好きなウルトラのレースは封印していたけど、先月の鶴沼52kmから再開し、今年はスパルタスロンに残念ながら不参戦なので、同じ週に開催のこのレースは以前から走ってみたかった大会。

Eco Journey Clubの大会は、走後の懇親会が必ずありアットホームな雰囲気なんです。佐渡も、参加者約80名が同じ温泉旅館に宿泊して5名の相部屋。走ることが大好きなつながりなので、初対面でもすぐお友達になれちゃいます。レース前日は宴会で、独りづつ壇上に上がり自己紹介タイムで盛り上がり、走後は朝食を兼ねた打ち上げ会でまたまた痛飲。初めて訪れた佐渡の雄大な自然とランナーとの交流を十二分に楽しんできました。タイムは途中仮眠所で3時間休憩しましたが、深夜から早朝にかけて睡魔に苦しめられたり、残り10キロを切ってから暗闇の彷徨などもありヘロヘロになりながらも、9月20日(日)午前6時スタートし、9月21日(月)午後8時12分に帰ってこられて38時間12分でのゴールでした。

この大会は、萩往還250kmやスパルタなどの超長距離レースをこれから目指そうというウルトラランナーにとっては格好のステップレースでもあります。距離は206kmで制限時間48時間とたっぷりあり、途中の関門閉鎖時間もないので、マイペースで走ることができ、怪我などなく最後まで気持ちがキレなければ完走はできるはず。ただ、コースは、佐渡島の海岸線を正確にトレースしたアップダウンの連続で、萩のコースより厳しいしというランナーも。コース誘導なし、表示もほとんどなしで1/25,000の25枚のコース地図を頼りの走行。参加資格は、過去2年間以内に100km以上の大会の完走。

エイドは94km地点の仮眠所含めて5ヶ所のみ。コース途中にあるコンビニは約5キロ地点の1ヶ所だけで、自販機は多数あり、トイレもそれなりに。荷物を予め預けておけるポイントはなし。オウンリスクで水や行動食、夜間走グッズなど約3kg~5kgを背負って超長距離を走ることになるので、膝や足首への負担が大きくかなり条件は厳しいレース。でも、仮眠所で温泉にゆっくり入ってグビグビ後、一晩寝ても時間はたっぷりあるので、最後まで諦めずにゴールできたら必ず萩往還など他の超長距離レースへの自信になる大会でしょうね。

それと、今回のレースは、今月急逝されたウルトラ界のアイドル的存在だった「ちびたちゃん」の追悼ランという意味合いも。スタート前にお線香を上げて冥福を祈り、参加ランナー全員が黒ではなく、彼女に相応しいピンクのリボンを付けて走りました。僕は、神宮外苑24時間走の後に、彼女の突然の訃報を聞いて大ショック。。。

毎年、宮古島やお台場で一緒になっていたけど、いつも制限時間目一杯使って、ニコニコ笑顔で楽しそうに走っている姿はとても印象的でした。彼女が辛そうな表情して走っている姿は見たことないんですよね。いつも満面の笑みで周囲のランナーを元気にしてくれていましたよ。最近は腰の状態が悪くてレースに出ていないとは聞いていたけど、病魔が襲っていたとは。佐渡島も毎年必ず参加してたお気に入りのレースで、今年もエントリーしていたらしいですが、まだ年齢的にも若かったし、これからの人生、もっと楽しいことはいくらでもあっただろうに本当に残念。。。

018

037

■佐渡島・会場へのアクセス■

9月19日(土)東京から上越新幹線で新潟入り。新潟港から佐渡島両津港へは、佐渡汽船で、カーフェリー(約2時間30分、2等片道2,190円、予約無しでOK)またはジェットフォイル(約1時間、片道6,090円、要予約)になります。新潟駅から佐渡汽船乗り場までは、駅前のバス乗り場からバスが1時間に3本、約20分、片道200円。タクシーで約15分、1,000円。僕は行きはフェリー、帰りはちょっと船賃高いけど、参考のためにジェットフォィルにしました。やはりフェリーの方が、デッキに出て心地良い潮風を浴びながらボ~っと海を眺められるので好きですよ。カモメがわんさかやってきて差し出す餌をうまくゲットするのを楽しんでましたね。フェリーでは神宮24時間走に出ていたクニリン夫妻とバッタリと遭遇。

039

大会の受付会場兼宿泊施設は、両津港から車で約50分の相川町にある風光明媚な七浦海岸の「ホテルめおと」。画像はホテルの目の前にある夫婦岩。これで、ホテルの名前も納得(笑)。両津港からは、ホテルの送迎バスがあります。

■説明会・決起集会・越乃寒梅■

041

受付を済ませ、16時から七浦海岸に沈んでいく夕日を背景に大会の説明を受けます。どこかの大会で見かけたランナーさんが結構いましたね。説明している方は、今年のトランスヨーロッパを見事完走された鉄人さんなんですよ。

043

1/25.000の地図25枚を配布され、コース上の間違えやすいポイントの説明。お萩みたいに事前に配布してくれればいいけど、とっても頭に入りきれないので、ランナーのシックスセンスで行くことに。

040

参加賞の越乃寒梅。帰りの荷物のこともあり、まぁ~ほとんどのランナーさんは、懇親会で消費してましたけど。

049

046

七浦海岸線へ沈んでいく、佐渡のどことなく秋色の夕日を眺めつつ、事務局で用意していたシャンパンで明日の健走を誓いながらみんなで乾杯。

■夕食&前夜祭・ピンクのリボン■

057

ホテルの大宴会場に移動しての夕食&前夜祭。参加者全員が独りづつステージに上がり、自己紹介と過去のレース自慢&明日の決意宣言で大盛り上がりでした。

051

夕食も食べきれないぐらいの量。で、新潟といえばなんといっても「こしひかり」!!アルコールのみならず、炊き立ての美味しいこしひかりで明日のレースに備えてグリコーゲンを大量に蓄積。新潟のレースは「えちご・くびき野100km」もそうだけど、お米好きな僕にとってはこれも楽しみのひとつなんですよね。

063

明日は、佐渡が大好きだった、ちびたちゃんの追悼ランということで、ピンクのリボンをカットしてランナーそれぞれが思い思いの場所に付けて走ることに。

■スタート・水先案内人・ゼット坂(スタートから約50キロ)■

073

スタート前の集合写真。気温は少し風がありちょっと肌寒いぐらいなので、走るには絶好のコンディション。

075

いきなり道路にチョークで白線を引いてスタートラインの完成。このゆるゆる感がいいんですよね。エイドスタッフは実質2名なので、あまり早く走ってしまうとエイドの準備が出来てなく補給を受けられないという大会(笑)。

003

002

過去にコースミスして大変な思いをたった2回だけしたけど。。。今回は、幸運にもつくば快速軍団のZEPさんのお友達のタケルさんの走友で、佐渡島で生まれ中学ぐらいまで暮していた、さとちゃんと並走してもらうことに。彼女は生まれ故郷で開催のこのレースの完走を目標に故障にもめげずに4年間頑張ったきたとのことで、初200超の勝負レース。去年は、このレースのためにバイクでコースを試走しているとのことで強い味方。タケルさんからも面倒をみてくれとのミッションもあり、序盤戦から佐渡の観光ガイド付きで全く地図をチェックせずに走れて助かりました。ただ、終盤での夜間単独走になった途端にやっぱり迷走でしたが(汗)。。。

095

083

9月20日(日)午前6時にゆるゆるとスタートし、コースは基本的に佐渡周回道路の45号線を相川のホテルめおとから時計回りで海岸線を1周。走路は一部海岸の砂利道を通るけど、ほとんどオンロード。島をとりまく海岸は、長い年月、怒涛に侵食され断崖となっている豪壮雄大な景色が続きます。

087

約5キロ地点のコース途中に唯一あるコンビニ店。足りない物はここで調達。

090

ちょうど稲刈りシーズンなので、たわわに実った黄金色の稲穂と空と海のコントラストがきれい。

105

コース誘導員は全くなしでレース中盤以降になると選手もバラけて前後にランナーの姿は確認できない状態なので、地図と堪だより。間違えやすい要注意点には白線と矢印が表示してあるけど、夜間走では確認できず。

108

106

途中にコンクリート塊が置いてある車進入禁止のコースを走るのも、ジャーニーランの醍醐味かと。

113

第1エイド入崎千本公民館(29.5km)に3時間57分で到着。いやぁ~お腹減った。普通のウルトラの大会では約5キロ毎に軽食が置いてあるエイドがあるので、補給のみならず一息いれることができるけど、佐渡は、約30キロ毎のエイド間隔なので、途中で自分の脚と会話しながら小休憩を入れないとオーバーペースになるんですよね。ここまでは、かなりゆったりしたペースなので脚もいい感じ。

114

ここではミニ冷やしうどんとおにぎりを頂き元気回復。

004

やはり前半かなりゆっくりペースで走っているクニリン夫婦。

122

121

佐渡は風光明媚なコースを走ることになるのでアップダウンはキツいけど、景色を眺めながらいい気晴らしになります。

124

遠くに見えるゼットの形をしたつづら折りの上り道は、佐渡島トライアスロン大会のバイクコースで通称「Z坂(ゼットさか)」という有名な辛い難所の峠の上りだとか。いやぁ~ちょっと闘志が湧いてくる。

133

頑張っているオレだとか。。。タイム関係なく時間内完走をするための作戦は、後半戦に向けて脚の温存で、基本的に急な勾配の上りは全て歩きで、平坦な所と(あまりないけど・・・)下りは走ること。ということで、ここはほとんど歩きで景色を楽しみながらゆっくりとZ坂を越えました。

135

Z坂のピークからの雄大な眺望。

136

この上りをトライアスロンの鉄人達はバイクで上るのかぁ~いやいや大変。

138

上から見下ろすとランナーが攻め上がってきていますよ。

*****************************

    後編につづく

*****************************

|

« ゴ〜ルしました | トップページ | 第四回佐渡島一周エコ・ジャーニーランウルトラ遠足206km 後編 »

「■佐渡島一周エコ・ジャーニー」カテゴリの記事

コメント

横のジョグノートのグラフも想定してた表示の限界超えて困ってるって感じですね。

投稿: マハロ菊池 | 2009.09.23 20:29

佐渡、楽しかったですね~~^^ ブログアップを楽しみにしていました!続きも期待しておりまする~^^
でも、佐渡はどれだけたくさん楽しめたかが、一番大事だと思いました^^ 今度は自転車でも走ってみたいと思いますぅ。

投稿: クニリン | 2009.09.23 20:58

お疲れさまです。連戦連勝って感じですね。
もう、普通の人の一生に走る距離の100倍くらい走ってそうですねw

投稿: まさ | 2009.09.23 21:14

>マハロさん
確かに、ジョグノートの距離表示がバケバケですねぇ。
ウルトラ仕様にしてもらわないと。

>クニリン
いや~ほんと素晴らしい佐渡の眺めを楽しめたし、合宿?って感じのお気楽ないい大会でしたね。次回はZ坂をがんがんバイクで攻めちゃって!

>まささん
そんなに走ったら足が擦り減って大変状態でしょう。
来年の9月は、佐渡島トライアスロン大会でZ坂を
是非とも体験してみてネ。

投稿: ヒロ児玉 | 2009.09.23 22:18

さとちゃんの面倒見ていただきありがとうございましたm(__)m
なんせ『心配キャラ』なんで・・と言っても案外しっかりしてるんです(笑)

児玉さんのブログを見ながら佐渡の軌跡を垣間見ることができてとても感謝しております。
後篇も楽しみにしております。

投稿: タケル | 2009.09.24 00:01

楽しそうな大会ですね。佐渡には行ったことがないので、いつか参加してみたいな。

投稿: マカニ・トモ | 2009.09.24 00:06

>タケルさん
なかなかユニークなキャラだったので、話しながら
お気楽に佐渡島一周を観光気分で走れましたよ。

>トモさん
同じホテルに宿泊して前夜祭&後夜祭付きなんで
ランもアフターも楽しめるいい大会ですので今度ぜひ。

投稿: ヒロ児玉 | 2009.09.24 20:44

かなりハードなコースだったみたいですね。お疲れさまでした。一回は出てみたい大会ですが、スパルタスロンに近すぎるのが難点ですねぇ。

投稿: payuta | 2009.09.24 22:57

>payutaさん
僕が参戦した国内のウルマラでは一番楽しめた大会
でしたよ。タイムや順位に関係なく皆で楽しく
走りましょうぜ!っていうアットホームなレース。

投稿: ヒロ児玉 | 2009.09.25 23:00

いよいよ来年のスパルタスロンに向けて始動したか!?(笑)

投稿: zephiyama | 2009.09.28 21:30

>zephiyamaさん
今回のスパルタは、アロハさんはじめミチヒロさん、キューダスさんと無念の思いをしたでしょうから、来年はリベンジ&再チャレンジと多数参戦ですかね。

投稿: ヒロ児玉 | 2009.09.29 00:06

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/94492/57174329

この記事へのトラックバック一覧です: 第四回佐渡島一周エコ・ジャーニーウルトラ遠足206km 前編:

« ゴ〜ルしました | トップページ | 第四回佐渡島一周エコ・ジャーニーランウルトラ遠足206km 後編 »