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2008年10月の8件の記事

2008.10.28

SPARTATHLON2008 公式イベント編

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スパルタスロンの大会は、9月27日(土)午後7時にレースが終了してから、日本の大会ではとても経験できない、この日を含めて3日間にわたりスパルタやアテネにおいて表彰式や昼食会などの華やかな公式イベントが開かれることになっているので、完走した選手は、脚の痛みもしばし忘れるぐらい、またまたなんとも例えようのないゴールの嬉しい瞬間の感動が蘇り、最後までたどり着いた栄誉を祝福されるとても気分のいい晴れ舞台に立つことができます。

■スパルタでの上位選手の表彰式■

9月27日(土)午後8時半からスパルタ市の中央広場にて男女上位3位までの表彰式が行われます。僕は最後にゴールしたランナーを見届けてからホテルでしばらくゆっくりした後、さすがに一睡もしていないぼ~っとした感覚で、疲れもあるので表彰式の見学はパスして、仲間と近くのレストランで軽く打ち上げ会でした。

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2008.10.23

SPARTATHLON2008 - Race編 その4

300

◆最終レオニダスステージNESTANI(172km)~KING LEONIDAS(246km)◆

スパルタスロンのゴールは、スパルタ市内のコンスタンティヌ通りにある、威厳に満ちた表情で東方を見つめている、古代ギリシャの英雄レオニダス王の像。選手はスタートから制限時間の36時間以内に像の足下にタッチしたことで完走が認められます。この像の台座正面に刻まれている「ΜΟΛΩΝ ΛΑΒΕ」という言葉は「奪いに来い!」という意味だそうです。

紀元前480年、第2次ペルシャ戦争の「テルモピレスの戦い」(ハリウッド映画「300」の題材となった戦い)でペルシャ軍100万の大軍勢に対し、レオニダス王率いるスパルタの精鋭重装兵士300名(を含むギリシャ連合軍7,000)で臨んだ彼の元へ、ペルシャ王クセルクセスが「武器を捨てて降伏せよ」との降伏勧告に対し、レオニダス王は勇敢にもこの言葉で返し、数では劣勢だったにもかかわらずペルシャ軍を狭隘地でくいとめ奮戦。最後は自軍の兵士の裏切りにあって玉砕したというスパルタ市民にとっては偉大な英雄。

スパルタを完走したランナーによってはサンガス山越え(160kmから165km)がスパルタスロンの最大の難所だったと言う方も多いけど、僕は実際に走ってみてCP60TEGEA(196.8km)からの、うんざりするぐらい緩いだらだらとした長~い上りや下りが延々と連続する標高約1,000mの山越えが、気持ちが折れそうになるスパルタスロン最大の勝負どころでした。

テゲアからゴールまでの残り約50キロは、脚の筋持久力のみならず、精神的なスタミナやド根性が試される、レオニダス王の「ゴールの栄誉が欲しくば奪いに来い!」という挑発に果敢に挑戦する最後の踏ん張りどころ。そして、自分の弱い気持ちに打ち勝った者だけが掴める至福の瞬間が待っているステージでもあります。

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2008.10.18

スパルタスロン2008お疲れさま&報告会

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スパルタスロンのレースを終えて早いものでもう3週間ほど経ちました。とにかくこのレースを完走することを目標に、レオニダス王の像の足下にたどり着いている自分の姿を常にイメージし、去年の萩往還後からず~っと鍛錬していたので、今はゴールした達成感や満足感に浸ると同時に燃え尽き症候群?自分の中では最大のチャレンジでもあったわけで、真っ白な虚脱状態でなかなか走る意欲が湧いてこないんですよね。今月はやっと5日間で59キロほど。。。10月の月間走行距離は100キロにもとどかないかな?

土曜日は、新宿御苑の中国料理店「東方一角」でスパルタスロンで共に闘ったチームのメンバー9名の内5名と留守組ラン仲間5名でのお疲れさま&報告会でした。九州組2名と仕事の都合で不参加2名のメンバーさんは残念でしたが、まだ昼間の午前11時30分から飲み食べホー時間無制限のウルトラ並の飲み会のスタート。

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2008.10.16

楽しい宴

006_2 水曜日の夕方は仕事もテキパキと片付けて、早々と帰宅の途に。というのは、僕の地元のラン仲間が2年連続江戸川区民からスパルタスロン完走者を出したということで祝勝会を開いてくれました。

参加者は、サポートならお任せあれ、本人の実力以上の力を引き出してしまうというヤセRUN主宰のコーチ、トレランレースで栄えある表彰台に上り、地元で3年連続スパルタ完走を託したい奥様のきのこさん、先日のえちご・くびき野で100キロ自己ベストを出し、去年スパルタスロン&今年のさくら道を完走、グルグル周回コースを走らせたら誰も止められないことみちゃん、同じく去年のスパルタスロンを完走し、さくら道も笑顔で2年連続完走している小さな巨人naoちゃんでした。

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このメンバーの中に入ると僕はまだまだひよっこですよね。みんな走りはウルトラペースだけど、スタートからお酒のピッチはサブ3並みの快速ペースで飛ばしかなり飲んで、食べて、ランニング話で盛り上がり、時間があっという間に過ぎていった楽しい宴でありました。みなさんど~もありがとうございました。ちょっと飲み過ぎて最後はフラフラでしたが、タクシーのお世話にならずに歩いて帰れる地元での宴もたまにはいいもんです。

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2008.10.13

SPARTATHLON2008 - Race編 その3

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【THE RACE ROUTE MAP】

◆サンガスステージ(CP22HELLAS CAN-81km~CP52NESTANI-172km)◆

1stステージのエーゲ海と別れを告げて、港町のKORINTHOSから、ギリシャのペロポネソス半島の内陸部へと向かうこの区間は、レース中間地点であるCP35(124km)NEMEA、サンガス山の麓の村であるCP43(149km)LYRKEA、CP52(172km)NESTANIと3つのセントラルステーションがあり、昼間の強い日差しから解放され走りに集中できる夜間走(僕のペースで)となるところ。

この2ndステージは、オリーブ畑やぶどう畑の中を走るフラットなコースやネメアやリルケア付近ではゆるい上り基調となり脚の疲労も蓄積しているので歩きが多くなるところ。ライトを頼りに漆黒の闇の中で空を見上げると、ギリシャ神話のオリンポスの神々のエピソードが想い出されるような満天の夜空にきらめく星に癒されながら走れる区間であり、スパルタスロンのレースでは唯一悪路のオフロードで、スリルとサスペンスを体験できる標高約1,200mのサンガス山越えとなるステージ。

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2008.10.11

ワイン会

003 昨日の金曜日は、代々木ランニングクラブW部の第3回目となる「ワイン会」でした。たまには走りは抜きで美味しいワインと料理をラン話を肴に盛り上がろうという会。週末の仕事をかたづけてメンバーさん13名が代々木駅近くの「ひつじや」に集合。

ここで嬉しいことに、マハロ菊池会長よりスパルタスロンをなんとか完走し、代々木RCの名をヨーロッパまで広めた功績を讃えていただき、ご褒美としてお手製の「代々鉄徽章」を頂きました。

このピン・バッチのバックは欧州の大理石風で、鉄人度を表現するのに鉄の元素記号をモチーフとしたFeのマーク入りデザインの優れもの(画像参照)。デザイン会社の社長さんですからこの辺はお手のものでとても凝っていますね。いやいや会長ありがとうございました。

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2008.10.09

SPARTATHLON2008 - Race編 その2

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【画像はCP12(46.5km)過ぎのエーゲ海】

◆エーゲ海ステージ(スタートからCP22-81km)◆

CP6(27km)からサポーターがランナーと接触できる最初のセントラルステーションであり、ランナーが振るい落とされる厳しい関門が待っているCP22(81km)HELLAS CANまでは、ランナーの左手に濃紺に染められ穏やかに澄んだ美しいエーゲ海が広がり疲れもふっ飛ぶ眺望が最高にきれいなコース。特にCP12(46.5km)~CP15(55.7km)に通過するエーゲ海は息を呑むほど美しかったですね。

ただ、あまりエーゲ海に見惚れていて写真ばかり撮っているとうっかり関門に引っかかりかねない、CP4(20.5km)を2時間以内、CP10(40km)を4時間15分以内、CP17(62km)を7時間以内、CP22(81km)を9時間30分以内で走らないといけない区間なので、エイドロスタイムを極力少なくしそれなりのペースでしっかり走り、尚且つ脚のダメージは極力抑えて余力もちゃんと残さないといけないステージ。

全工程の約1/3にあたるこの前半戦のエーゲ海ステージ(と勝手に命名)は、先はまだまだ長いだけに、この区間で突っ込んで脚を使ってしまうと後で泣きをみることになるけど、ここではある程度の時間的アドバンテージも欲しいというランナーのレースマネッジメントが試されるところ。

海岸線沿いのコースになるので、アップダウンが連続するけど勾配はかなり緩いので上りで心拍数が上昇することはほとんどなし。逆にもう少し傾斜がきついと平坦部を走る時に使う筋肉を休めて、下りは重力に任せて自然と進めるので少し楽できていいんだけど、長い直線のフラット道を走っている感覚で意外と脚に負担がかかります。

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2008.10.05

SPARTATHLON2008 - Race編 その1

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【King Leonidasの足にタッチした後、ギリシャ美女に囲まれ至福の時】

10月1日(水)深夜に10日間のスパルタスロン遠征から帰国し、翌日の2日から出社しスパルタスロンの感動の余韻に浸る間もなく現実にしっかりと戻り滞っていた仕事をバリバリと片付けていました。今回は走後の脚のダメージはかなりあり、レース翌日は久々に脚全体の筋痛でロボット状態だったけど、スパルタ市長主催の昼食会やアテネでの表彰式などの公式イベントが2日間にわたり行われ、最後に1日観光する余裕のあるツアーだったので、両足先の親指がまだ痺れて感覚がおかしい以外は変な関節の痛みもなく今は特に問題なし。ギリシャは日差しが強いので顔や腕は日焼けでボロボロ。

レース中やゴール後に一番悩まされたことは、変な話「小の問題」でした。スタート後から給水や塩をしっかり摂っていたけど、レース中に知らずに脱水症状になっていたのか?それとも現地の硬水が体に合わなかったのか?ただ、腹痛とかは一切なしだし・・・50キロ過ぎから血尿に近いような色のオシッコが出てから残尿感があるのにしたくても出ない、たまの排尿時にものすごく痛みをともなうような膀胱炎にでもなったような症状にレース中や走後も悩まされました。悪いことに帰りの飛行機の3列シートの座席が全て窓側で大変でしたよ。でも、日本に着いたらなぜだかすっかりと回復。まっ、走っている時はその鈍痛が脚の痛みへの意識を相殺してくれたみたいで良かった気もしますけれどね(笑)。

それと、市内観光した時にタヴェルナでのギリシャ料理や選手村のホテルの食事はなかなか美味しかったんですが、さすがに3日目ぐらいになるとオリーブオイルが鼻につきだしてしまい日本食がとても恋しくなってきましたね。日本から醤油やカップ麺、インスタント味噌汁を持っていったのでレース後はそんなのを食べてましたよ。

今回もデジカメを携帯しながらレース中の画像をかなりバチバチ撮りながら走ったので、スパルタスロンのレースレポと、初めて訪れたギリシャの自分なりに感じたもろもろ事情やアテネから近場のエギナ島などの観光もしてきたので、ギリシャ観光編なども徐々にアップしていく予定なので一緒にレースや観光をしている気分になって楽しんで読んで頂ければ幸いです。

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【レース序盤戦約50キロ過ぎのエーゲ海沿いコース】

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