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2008.05.27

第14回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン 完走記 その3

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73キロのエイドを過ぎてからいよいよ野辺山一番の名所であり最大の難所でもある馬越峠(標高1620m)のピークまで約6キロの天国までつづくような急勾配で長~い坂道コースとなります。

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最初はゆっくりペースの走りで峠を攻めていたけど、傾斜が徐々に厳しくなると脚のダメージも増しそれ以上に心臓がバクバク状態で呼吸が乱れすぐに歩きへと移行。とぼとぼと地球の重力を感じながら歩いていると、登り得意の御殿場のウルトラマンに軽~くパスされます。ほとんどのランナーは我慢の歩きなのに、このキツ~い登りを軽快に走って行く姿には驚きと賞賛の眼差しに。

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前夜の山荘の大部屋で睡眠不足だったので、歩きになると途端に睡魔が襲ってきて、フラフラ蛇行走行になりなんだか萩往還のレースの様相になってきましたよ。100キロのウルトラマラソンのコースで、ウルトラマラソンの壁にぶち当たる70キロから80キロ過ぎにこんな急坂を上らされる大会はまずないでしょうね。ふぅ~。。。

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ピーク付近からの山並の眺めはやはり最高。

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やっと馬越峠(標高1620m)のピークに到着しエイドで「もう、上りはここで終了?」とボランティアの方に改めて確認し、しばらく休憩し今度は好きな下りをしっかり走りで攻めます。

■長い下りからなかなかたどり着かないゴールへ■

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前半戦の下りでは快調に飛ばせたけど、ここまで散々脚を使わされて疲労が溜まっている後半戦の下りでは、調子こいてすっ飛ばすと膝に負担がかかり故障しかねないので、腕振りである程度スピードを抑えて下ります。ただ、最初は急勾配の下りになるので、自然とスピードアップしてしまい、着地するたびに膝への衝撃が大きくランナーなら誰しも経験する右膝にズッキンと嫌な鈍い痛みを感じながら最後まで脚がもってくれることを願いながらゴールを目指します。

力があるランナーは別として、上りが得意なランナーは下りが不得意で、逆に下りが好きだと上りは苦手というパターンは多いですよね。アップダウンの多いコースでは、私は上りが大嫌いなので急勾配では歩きでしのぎ、その分下りでカバーする走りになり膝や足首を痛めやすいんでしょうね。

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延々と長い下りが続くような感覚なので「この下りは後何キロ?」とエイドで確認すると、休憩していたランナーが「85キロまで、その後は平坦だけど、最後にまたゆるい上りになるよ」と教えてくれて走り去っていきましたよ。う~む、もうちょういの辛抱か。。。残りのコース状況をエイド毎に確認しだすのは少し気持ちに余裕が無くなってきた証拠。

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87キロの最後の着替えポイントに到着。途中で一緒になったアロハさんとエイドのうどんで腹ごしらえ。そばも美味しかったけど、うどんもなかなかのものでした。

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長い下りが終わり平坦コースを走っていると、馬越峠の上りでパスされたランナーに次々に追いつき、90キロ過ぎからまたまたゆるい上り基調になるけど、傾斜はたいしたことないので今度は全て走りで先に進みます。

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この辺りから、走れども残りの距離が全然縮まらないような錯覚に陥る長~い直線コースが続き精神的に辛いところ。景色を眺めながら気を紛らわして行きます。

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ゴールの南牧村社会体育館へ次々にゴールするランナー達の健闘を称えるアナウンスが聞こえてきてレースもいよいよ終わりに近いと感じるけど、最後の試練なのか?ぐるっとゴールを遠回りするコースになりなかなかたどり着けないイライラ感が。。。

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ゴールに近づくにつれて、脚の痛みもすっかり忘れるような沿道の温かい励ましの応援が多くなり、MCのお姉さんがゼッケンと名前とともに、エントリー時にゴールで読んで欲しいコメント「2008年最大の夢であるスパルタスロンへ向けて野辺山絶対完走!」を読んでくれて12時間18分46秒でフィニッシュ。ゴール後にウルマラの大会では四万十川と同じぐらいのずっしりと重たいとても存在感がある完走メダルをボランティアの方が首に掛けてくれて野辺山も終了でした。

今回、ウルトラランナーの誰もが厳しいコースと言う野辺山に初めて参加しましたけど、確かに空気の薄さやハードなアップダウンには評判通りかなり苦しめられたけど、歓迎パティーの楽しい演出や食べきれないほどの料理、運営のスムーズさやエイドでの長野特有の食での温かいおもてなしに、なんと言っても八ヶ岳連峰の素晴らしい景観にはほんと感動しました。100kmウルトラマラソンの大会ではかなりのレベルの大会だと思いますよ。脚にはかなりこたえるけど(笑)。。。タイム的にはたいしたことないのだけれど、次につながるような手応えを感じられた野辺山でした。

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コメント

改めて野辺山お疲れ様でした♪
振り返って写真で見ると、レース時のことを思い出しちゃいますね。
ぜひ来年もいっしょに走りましょうね^^。

投稿: ネオス | 2008.05.28 03:43

ウルトラ連戦、お疲れさまでした。
ヒロさんでも歩きが入るんですね、それだけで野辺山の過酷さが伝わります。
高地のレースは経験ないので、空気が薄いってどんな感じだろう…とか思いましたが、
1600メートル地点のエイドのボラで十分かな(◎o◎)

投稿: カメkayo | 2008.05.28 07:49

お疲れ様ですっ!!!!
山の写真・・・うーん自宅窓からの眺めにそっくり(笑)

投稿: ハウオリヤコ | 2008.05.28 20:17

待ちに待った野辺山3部作です。今回、カメラを持参する余裕がなかった当方としては貴重な写真であり、当時の事をよりリアルに思い出すことができます。
ありがとう。
たった一つ、ヒロさんと共有できない事。それはレース終盤の明るさ。当方ゴールの時はもっと暗かったよー(笑)

投稿: イ・ヌリ | 2008.05.28 20:20

萩、野辺山お疲れ様でした。
スパルタに向けて着々と準備をしてる感じですね。
自分は、萩以来完全に休足モードでぜんぜん走ってません。
ぼちぼち鍛練しなければと思いますが・・・・・
土曜日のつくば、みなさんについていけるか心配です。
では、つくばで。
よろしくお願いします。

投稿: ミチヒロ | 2008.05.28 21:03

>ネオスさん
とてもいい大会だったので来年も出たい!けど、萩往還
の2週間後はきついなー。開催日もう少し遅らせてくれたら
いいのにね。

>カメkayoさん
馬越峠はほとんど歩きでしたよ。標高高いと息がすぐに
上がっていっそうきつい感じ。

>ハウオリヤコさん
自宅から山並の景観が望めるなんて羨ましい。山荘じゃぁ
ないよね(笑)。

>イ・ヌリさん
制限時間に近づいてくると、日も落ちて暗くなるし肌寒く
もなってくるし、脚は痛いし?でも、ゴールした瞬間の感動
は大きかったのでは。

>ミチヒロさん
土曜日の筑波練習会は、かなりハードで地獄を見るらしい
ので、体調だけは万全の状態で臨んでください。

投稿: ヒロ児玉 | 2008.05.28 22:14

カラマツ林でしょうか、写真が素敵ですねー。またひとつ、ヒロさんの完走記を読んで走りたくなったところが増えましたよ! 
でも日の長い時期に開催されないと最後の景色は見れないと思うのですが。。。

投稿: satsuki28 | 2008.05.29 07:54

お疲れ様でした!!
この試練を乗り切った強い気持ち、、絶対にスパルタまで繋げようね!!

投稿: zephiyama | 2008.05.29 14:24

なんだか週末土曜日は天気がよくないね!!

晴れ男・・・ヒロさん登場で、なんとかしてくださいね!!

馬越峠・・・・思い出しますね!!(辛)

投稿: aloha!moana | 2008.05.29 19:17

>satsuki28さん
野辺山はウルマラの大会ではベスト3に入るとてもいい
大会でした。前半も雄大な景色は十分楽しめるのでぜひ!

>zephiyamaさん
今月は萩から野辺山へとかなりハードでしたが充実した
鍛錬ができました。スパルタへ向けて多少前進ですかね。
土曜日のつくば練習会は昼も夜も楽しみです。

>アロハさん
土曜日のつくば練習会は終始雨模様になりそうだけど、
涼しい気温で走れると思えばいいでしょう。夜の部も
気合入れていきますよ。

投稿: ヒロ児玉 | 2008.05.29 23:33

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